平成最後の日に思う、あなたへのラブレター
見えないものを魅せる
ジュンコ・サイトーです。
「ジュンコ・サイトーって？」
AbemaTV にて、
「私らしく〜脱毛症 斉藤淳子〜」を放送中
平成最後の日
テレメンタリ―で放送が続いています。
青い空の下、
カツラを外しあなたは真上を見た。
私が解放された瞬間。
こんな姿で表現するとはね。
オギャーと生まれ、
たくさんの親戚に囲まれたあの頃は、
この先、生き辛いなんて思っていなかったよね。
幼少期、あなたに
私は何一つしてあげられることはなかった。
突然の病気も驚いた
あなたの代わりにはなれないし、
生きて、
生きのびてと叫ぶだけしかできなかった。
自分の存在に価値を見出すことが出来ない
こんな私でいいのか、あなたの口癖。
そうじゃないよと、叫ぶ私の声をかき消し、
私の存在を押し殺していたよね。
ひとりじゃない、私と一緒に、、、
そんなシグナルを送り続けても
あなたの心はキャッチせず。
だから、見守ることに徹したんだ。
どんなにあなたが苦しくても、
泣き叫んでもあなたの袖ぐりを
ギュッとつかんで離さなかった。
あなたは、年齢を重ね、成長した、
私も、年齢を重ね、あなたと共に成長した
年齢なのか、イイ意味で、あきらめたのか、
あなた自身、
自分の中にグッと踏ん張れる何かを感じた時、
気持ちも体も動いたよね。
これで、あなたは生きていける
私は、あなたの中でそう思った。
私はうれしかった。
自分らしさを見つけた今、
あなたは、あなたらしさを表現してる。
髪が「ある」「なし」に
こだわらない生き方は私のスタイル。
わたしはね、思うの。
もう、あなたの袖ぐりをつかんでいなくても
大丈夫って。
少し、長期休暇をいただくわ
それぐらいいいわよね、
私の見守りは少しお休みする。
いつか、あなたに手紙を書きたかったの
もっと伝えたいことはあるけれど、
この辺にしておく。
平成の最後の日に、
あなたへのラブレターを書けたこと
ありがとう。
そして、これからもよろしく。
斉藤淳子さんへ、斉藤淳子より
今日も感謝を込めて、
私らしく、あなたらしく