取材の当日は、大雨と強風
公共交通機関は乱れ、
移動中の私は、とても緊張していました。

大粒の雨は傘に落ちることなく私の身体を濡らし
強風が邪魔をして
歩く道すら目で確認するのがやっとでした。

早く待ち合わせ場所についてしまい
辺りの喫茶店を探すが
雨を避けたい気持ちが強く
濡れたズボンのすそをめくり
取材場所の細い階段を上っていった。

ほどなくして、
わたしよりはるかに若い女性が3名
濡れた身体を気にしながら駆け込んできた。

緊張よりもホッとした顔合わせ
取材は静かにスタートした。

ライターさんの質問に答える感じで
思うがままに言葉をつぐみ
その表情をつぶさに記録として残す
シャッター音がカシャっとするたびに
私が切り取られる。

彼女たちの若さを感じる前に
ひとりの人としての捉え方に
なんだか嬉しくなった。

私の言葉を丁寧にくみ取り、
カタチにしてくれた。
ただただ、ありがとうと感謝の繰り返し。

現実を受け入れることは
なかなかできないかも知れない
それでも、考え方ひとつで

幸せになるのも、不幸せになるも時間はかからない
そう、自分の思いで一瞬に決まるのだから

自分を大切にして、自分を愛して欲しい

取材記事http://soar-world.com/2017/05/10/junko/