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「私らしく〜脱毛症 斉藤淳子〜」を放送中

タイトル「私らしく〜脱毛症 斉藤淳子〜

今年度、私が関わるドリームマップ®︎の授業は終了しました。
授業はまだまだ続きます。
今日は高校生、明日は中学生と、
静岡で活躍するファシリテーターは、
子どもたちのワクワクを
引き出す授業を行っています。
私は、ひと足お先にって感じです。
誰もいない廊下は静かです。
蜂の巣のようなひとつの四角の中
何年も、何足も、いろんな靴を感じてきたことでしょう。
以前の投稿で、
ドリームマップ®︎の授業の中で、
自分の話をすることを書きました。
もちろん、今回の中学校でも
話をさせていただきました。
クラスには入れないけれど、
ドリームマップ®︎に
チャレンジしてる生徒さんにもお話をしましたよ。
目を合わせてくれる瞬間
そらしてしまう瞬間
遠い目をする瞬間
いろんな表現を見せてくれました。
私は、自分のことを伝えることに対抗がなかったわけではありません。
今でも、話してよかっただろうか?
と、悩むこともあります。
それでも、話をするのには、
私の経験が、想いが必要と感じるからなのです。
去年の11月、青森の中学2年生に、
話をしました。当日のその瞬間まで、
この生徒たちに伝えるんだ!と思っていました。
しかし、終わってしばらくすると
本当に伝えたかった人がいたんです。
それは、中学生の私だったのです。
大人になった私が、
中学生の私に伝えたい。
そのミッションが隠されていたのです。
そこから、
伝えるにはどうしたらいいのかを試行錯誤
発音も発声もメチャクチャなので、
プロのレッスンを受けようと思ったことも。
伝える内容も、何度も書き換えたり。
結局、ど素人でもいい、
上手く伝えようとするよりも、
私の全部を使って話せばいい
ということに堕ちたのです。
そんな私は、授業で話す度に
「伝えた」ことに一喜一憂していました。
ある時、それでいいのか?
という問いがたちました。
伝えたらそれで終わり?
それでいいのか?
さぁ、そこからどうしたいのか?
どうすればいいのか?
前日、ふと…
「伝わる」を意識しよう。
ラストの授業、私のミッションは
各クラス5分のチャレンジ
「伝える」はもちろん、
その先の「伝わる」に意識を持って話をする。
言葉に詰まってもいい、
正直に堂々と、
耳で聞く以上に、
細胞のひとつひとつに響く。
それが、「伝わる」
彼女から大きな丸をいただきました。
中学生のあの頃の私から。
来年度もドリームマップ®︎の授業は続きます。